小松市議会 2008-06-18 平成20年第2回定例会(第4日目) 本文 開催日: 2008-06-18
先般、6月2日に開催されました石川県救助技術訓練大会、ほふく救出訓練の部で本市消防本部から出場しましたチームが見事優勝の栄誉に輝き、8月に北九州市で開催される全国消防救助技術大会に県代表として出場が決定したとの報告を受けたところであります。
先般、6月2日に開催されました石川県救助技術訓練大会、ほふく救出訓練の部で本市消防本部から出場しましたチームが見事優勝の栄誉に輝き、8月に北九州市で開催される全国消防救助技術大会に県代表として出場が決定したとの報告を受けたところであります。
こうした中で、出動のふくそう、いわゆるダブル、トリプル出動の実態でございますけれども、本市消防本部が現在救急車3台擁しておりますが、3台すべてが同時出動したケースが昨年は76回ございました。このうち12回はトリプルの次はどう言うのかわかりませんが、4回目の救急要請がございました。
しかし、平成9年2月には、本市消防本部からの申し入れによって職務専念義務免除も既に行われておりまして、また、地方公務員法に定める重複給与の禁止についていえば、非常勤である消防団員に支給されるものを報酬、職員として受け取るものを給与と区別していることから違反ではないということなど、市の職員が消防団員を兼ねるのに何のバリアもありません。
そういう意味で、昨年の新宿雑居ビル火災は、改めて雑居ビルの防火対策に警鐘を鳴らすきっかけとなり、早速本市消防本部でも特別査察を実施し、その結果が報告されました。しかし、9割以上に違反があることが判明し、その改善が指摘されていたところでありますが、あれから1年、違反対象物はどの程度改善されたのかをお伺いいたします。
しかしながら、今回の震災発生後本市消防本部が市民に対し行われた調査によれば、「防災訓練などに参加したい」と答えた人が全体の7割に達するなど、市民の災害に対する意識が望ましい方向に高揚していると考えられます。
私も、地震直後、防災について語り合う会に招かれましたが、その際、本市消防本部発行の「目で見る我が家の防災読本」を手本に活発な意見交換がなされました。 この防災読本は、漫画で具体的にわかりやすくかかれていて、皆さんにも大変に好評でした。火災等の2次災害を防ぐことからも、この読本の普及をぜひお考えいただきたいと思います。
本市消防本部では2つの課により対応されておられますが、市総合計画の中で消防組織の充実が掲げられてきており、また、年次的に職員の増員計画もあることから、業務の明確化と専門化を図り、効率的な運用がなされるために、平成5年度に1課を増設するなどの消防本部、消防署の機構改革を図る時期に達していると考えられますが、現状の機構を見直す考えがあるか否か、市長の御所見をお伺いして、私の質問を終わらせていただきます。
このことに対処するため、本市消防本部は、中枢管理機能を十分に発揮できるよう各種施設の充実が図られているとは思いますが、安全な都市づくりには、防災行政の強化や、市民と一体となった防災体制の確立が緊急の課題であると思います。提案する防災センターは、通常は防災に関する情報収集やPR、そして教育の場となり、災害時には災害対策活動の拠点となるものであります。
ところで、本市消防本部の金沢レスキュー隊チームは、各位も御承知のとおり過去3回綱引きの全日本選手権を制し、先ごろ行われた国際親善綱引き大会においても世界の強豪をなぎ倒し世界一という偉業をなし遂げたのであります。このことは、単にレスキュー隊チームの名誉のみならず、我々議員はもとより、43万市民の名誉でもあると存じます。